現代仏壇のものづくり
祈りをデザインするブランド「現代仏壇」
シンプルなデザインと、見えない部分まで創意工夫を感じさせる品質。
国内外で厳選したパートナーと志す、お客様ファーストのクオリティ。
家具より難しい仏壇作り
現代仏壇と家具は同じような視点でよく比較されます。 家具は見た目の美しさやデザインなどの外観が重視されるので、内部の仕上げなど見えない部分については、外観よりも簡易的に仕上げているのが一般的です。
けれども仏壇の場合、扉を開いてその中にご本尊やお仏具をお祀りするため、内部の仕上げも外部以上に気を配ります。実に、家具の3倍以上の部材が、仏壇には必要になります。
塗装や組立の順序も家具と仏壇では大きく異なり、それだけ手間もかかります。また、仏壇には美しさ、特に精神に訴える”魅力”が必要だと思います。 現代仏壇は、外側も内側も同じ品質で作ることを要求され、またシンプルなのでごまかしが効きません。製作するパートナー工場は世界中から選りすぐり、品質の基準を満たしたものだけが現代仏壇としてラインナップされます。パートナー工場と共にお客様に納得していただける品質とデザインを追求し続けます。
PARTNERSHIP
パートナーシップ
日進木工株式会社
飛騨の家具の伝統を生かしながら、シンプルモダンで上質な暮らしを提案
代表開発商品:アトレ
松岡家具製造株式会社
海外の富裕層から注目される造形美の家具を卓越した技術で作り出しています
代表開発商品:プローヴァ
浜本工芸株式会社
厳選された木材を用いて加工から仕上げまですべて国内生産で行うこだわり
代表開発商品:テネラ
株式会社匠工芸
無垢材と匠の技から生まれる、伝統を詰め込んだ木製家具の専門メーカー
代表開発商品:スウェル
株式会社テオリ
美しい竹林が豊富な、倉敷のインテリア・家具ブランドメーカー
代表開発商品:アッサム
株式会社岩鋳
四百年を越える南部鉄器の伝統を守りながら、現代の暮らしにもなじむ製品づくり
代表開発商品:ジャミール
700年を超えて継承される
イタリアの至宝
“アドリア海の女王”ヴェネツィアの名を冠したイタリアの伝統工芸、ヴェネツィアンガラス。思わずため息が出てしまうような高貴な美しさが、700年以上も前から世界の人々を魅了し続けています。ヴェネツィア本島の北東にあるムラーノ島で、 熟練のマエストロの手によって作られたものだけが真のヴェネチアンガラスとして認められます。
約1400°の高温で溶けたガラスを、 まるで飴細工のようにクルクルと回転させて形作る妙技は、まさに至宝。世代から世代へ継承されてきた伝統の技が現代仏具と出会い、海を越え、時を越えて、永遠の美の世界が広がります。
「俺のこの感性の源かい?そうだなヴェネツィアの水と、この青い空と太陽、生まれ育ったこの土地でいろんなものに触れてきたことかな。 生まれ変わってもまたガラス職人になるよ。理由?そんなのわからないけど、俺はこれが大好きなんだよ。」そう語ってくれたマリオの後を継ぐのは、息子さんのルチアーノさんと、マエストロ タリアピエトラ。先代亡き後も、ものづくりの情熱と技は脈々と受け継がれ、また新しい感性を私たちに魅せてくれます。
商品は、「ボルティーチェ」や「フェルチェ」など。
いのちをテーマに悪戦苦闘
輪島塗 沈金師 吠木正樹
現代位牌のラインナップを代表する、輪島塗の沈金師として名実ともに第一人者で知られる作家・吠木正樹先生が描く漆絵の位牌です。
「ただ山や花などの自然を美しく描けたとしてもそれだけでは充分じゃないと思う。これは他人の人生がこの中に凝縮されていくもの、そしてそれを見ながら生きているものにとってはその人と関わった人生の思い出が象徴され、その魂と語るモノなのです。
自然のほんのちよっとした一瞬などを提えて生命の不思議さを表現できないか、人生の不可解さを絵にできないか、大自然の中で時が止まったような瞬間を発見できないだろうか、平和で落ち着いた命を提えてみたい、そんな気持ちで描いてみました。」
胡蝶の夢
荘子が、蝶になって百年を過こした夢を見ましたが、眼を覚ますと自分が蝶
になったのか、蝶が夢を見て自分になったのか、分からなくなったという故事があります。 夢と現実の狭間を表現してみました。